夫婦でぶらぶら釣り紀行(房総～常磐)

2015/12/07の記事『常磐の人気ターゲット・アイナメは、館山・南房総では釣れない？"』の続報です。

興味が尽きません。



房総アイナメ情報

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FBページにて、房総のアイナメ情報をいただきました！

内房の鋸南で、また外房では勝浦でアイナメを釣ったことがあるそうです。

ただし、館山では釣れたことがないとのこと。

そのほかにも、海水温が影響？などヒントをいただきました。

情報ありがとうございます！

館山の海は、内房や外房よりも暖流の影響で暖かいから？

ちょっと調べてみました。



海水温と海流

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2015/12/10の海水温と海流の図（海上保安庁）。



房総の近くを暖流が通っている。

下画像は昨年2月10日の海水温（気象庁）。



昨年２月の海水温は、館山15～16℃ほど。

鋸南や勝浦より上はやや低そうに見えるような。



館山の海水温とアイナメの生態

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館山ではサンゴや熱帯魚がいますよね。

＜温暖化？成長早く直径６０センチに 館山の海にテーブルサンゴ(ちばとぴ 2015/8/21)＞

＜日本のサンゴの変化から世界が見える(国立環境研究所 2014/6/30)＞

アイナメは、寒い海にいる印象です。

ググってみると、アイナメの適正水温は8℃～１５℃らしい。

館山の水温は？

ちなみに、房総より南に位置する私の地元福岡ではアイナメが釣れます。

なぜ？

＜地球温暖化と南日本各地における魚類相の比較(2014)＞によると、福岡は冬の水温が10℃以下になるのに対して、館山は15℃をわずかに下回るまでくらい。

上の海水温と海流の図をみると、福岡と千葉房総の海水温の差は一目瞭然。

さらにググると、アイナメは18℃以下に水温が下がってくる頃に産卵行動に入り、12℃頃までに下がると孵化するらしい。

それでは館山では孵化できないし、水温が高く住みにくいし、館山ではやはりアイナメは釣れないのか•••。

しかし浅場ではなく、深場にはいるかも？

あるいはアイナメは居るかもしれないけれど、館山は海水温の影響により、内房や外房より個体が極端に少なく釣れにくいのかもしれません。

引き続き、房総のアイナメ情報を調査したいと思います。

情報があり次第、続報します。